【3月9日 AFP】米テレビのインタビューで英王室からの離脱に至る確執を告白したヘンリー王子(Prince Harry)と妻のメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)について、米ホワイトハウス(White House)は8日、「勇気ある」行為だと評した。

 王子夫妻は7日、米CBSテレビでトーク番組司会者オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)氏との2時間に及ぶインタビューに応じ、メーガン妃が王室に加わってから自殺を考えていたことを告白し、王室内で人種差別があったと訴えた。

 このインタビューについて、ジョー・バイデン(Joe Biden)政権のジェン・サキ(Jen Psaki)報道官は記者会見で、「心の葛藤や自身の経験を人前で語るのは、誰であれ勇気が要る」と述べる一方、王子夫妻は今や「私人」なので、「大統領に代わってこれ以上コメントするつもりはない」と強調した。(c)AFP