【3月9日 Xinhua News】中国の国産大型水陸両用機「AG600」の開発が加速している。1号機は陸上、水上、海上飛行の成功に続き、湖北省(Hubei)荊門漳河空港で4日に実施された消火システムに関する初の試験飛行も無事終えた。同機は現在、放水消火機能の全面検証段階に入っており、年内の検証完了を見込む。

 放水消火機能検証は、消火システムの動作状況と機体の消火活動過程の反応特性を検査するのが目的で、消火システム全体の設計プランの合理性を検証し、今後の消火システムと同機の使用モデル制定の参考とする。パイロットによる実際の放水消火飛行テストを通じて消火飛行プロセスの一次評価も実施し、消火作業プロセスの合理的な制定のよりどころとする。(c)Xinhua News/AFPBB News