【3月8日 Xinhua News】真珠の産地として知られる中国浙江省(Zhejiang)諸曁市(Zhuji)の山下湖鎮(Shanxiahu)で真珠の養殖・卸売業を営む林益坤(Lin Yikun)さんは昨年、自身の真珠ブランドの商品をライブ配信で紹介し、販売する取り組みを始め、1億元(1元=17円)以上を売り上げた。

「90後(1990年代生まれ)」の女性、林さんは大学卒業後、一貫して真珠ビジネスに携わってきた。国家珠宝玉石検測センターが認証する真珠鑑定士資格も取得し、真珠の養殖から選別、デザイン、加工、生産、配送まで全てを手掛ける。新型コロナウイルスの感染が広がった昨年初め、電子商取引(EC)大手アリババグループ(Alibaba Group)の通販サイト「淘宝(タオバオ、Taobao)」でライブ配信を開始。現在は1日平均40万元を売り上げる。

 山下湖鎮では林さんの取り組みが評判となり、同じように自身のブランドを立ち上げライブ配信で販売する若手の同業者が増えているという。(c)Xinhua News/AFPBB News