【3月8日 AFP】NBAオールスターゲーム(2021 NBA All-Star Game)は7日、各種コンテストが行われ、3ポイントコンテストではゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のステフェン・カリー(Stephen Curry)が優勝を飾った。

 リーグ史上最高のシューターの一人といわれ、今季も前半戦最多の3ポイントを決めているカリーは、優勝候補としてコンテストに臨むと、1回戦で31ポイントの高得点をマークしてユタ・ジャズ(Utah Jazz)のマイク・コンリー(Mike Conley)、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)のジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)と共に決勝へ進出した。

 迎えた決勝は接戦となり、最後に挑戦したカリーは1本目から4本連続でミスしたものの、右コーナーからの最後のショットを沈めて28ポイントに伸ばし、27点のコンリーに1ポイント差で競り勝った。

 カリーは「決めなければいけないのは分かっていた。楽しいバトルだったよ。勝てて良かった」とコメントした。

 公式戦では屈指の長距離シューターとして知られるカリーだが、3ポイントコンテスト優勝はこれまでに1回しかなく、今回が2015年に続く2回目の優勝となった。

 シーズン折り返しの恒例行事であるオールスターでは、お祭りムードを高めるため、これまではスキルズチャレンジ、3ポイントコンテスト、ダンクコンテストを試合前日に行うのが通例だったが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大が続いているため、各種コンテストを試合と同じ日に実施している。

 ドリブルとパス、各種シュート技術を競うスキルズチャレンジでは、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)のドマンタス・サボニス(Domantas Sabonis)が、オーランド・マジック(Orlando Magic)のニコラ・ブチェビッチ(Nikola Vucevic)を抑えて優勝した。(c)AFP