【3月8日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)でプレーするカワイ・レナード(Kawhi Leonard)が6日、今夏に延期になった東京五輪への出場に意欲を見せた。

 チームがポストシーズンを勝ち上がってファイナルへ進出した場合、レナードを含めた選手はほとんど、あるいは全く休みがないまま、地球を半周して東京五輪に臨むことになる。

 それでもレナードは、オールスターゲーム(2021 NBA All-Star Game)前日のオンライン会見で「今のところ行くつもりだ」と話し、「チームの成績はあまり関係ない。その時にその気があり、行く準備ができていると感じれば出場したい」と続けた。

 クリッパーズは現時点でファイナル出場の有力候補の一つで、第7戦までもつれた場合、シーズン閉幕は7月22日になる。東京五輪は同23日に開幕し、米国代表は同25日にフランスとの大会初戦を迎える。

 レナードはまだ米国代表として五輪に出場したことはなく、招集されればサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)時代に指導を受けたグレッグ・ポポビッチ(Gregg Popovich)ヘッドコーチ(HC)と再会する。昨年の時点では代表の最終候補に入っていたが、大会は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を理由に1年延期になった。(c)AFP