【3月7日 AFP】男子テニス、ABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2021)は6日、シングルス準決勝が行われ、大会第4シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)は6-3、7-6(7-2)で第2シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)に勝利し、決勝へ進出した。

 ルブレフはチチパスのサービスゲームを2回ブレークして第1セットを奪うと、続く第2セットもタイブレークで相手を圧倒し、97分で勝利を収めた。

 ルブレフはこれでATP500の試合では19連勝となり、同カテゴリーでは4大会連続の決勝進出を決めた。決勝では、ボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)を6-4、6-1のストレートで破った予選勝者のマートン・フチョビッチ(Marton Fucsovics、ハンガリー)と対戦する。

 ルブレフは勝利すればツアー通算8勝目で、決勝では7勝2敗の成績を残している。

 ルブレフは「(目的は)最高レベルのプレーをし、最高の大会に出場し、戦い、勝ち上がって優勝を目指すことだ」と話し、「決勝はいつだって特別だから、あしたは自分のベストを尽くしたい」と続けた。(c)AFP