【3月7日 AFP】男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2020-21)は6日、ワールドグループIの試合が各地で行われ、日本は2日目のダブルスで望月慎太郎(Shintaro Mochizuki)/島袋将(Sho Shimabukuro)組がアキール・カーン(Aqeel Khan)/アイサムル・クレシ(Aisam-Ul-Haq Qureshi)組に4-6、6-4、6-2で勝利し、パキスタンを下して2022年大会のファイナル予選進出を決めた。

 初日のシングルス2試合で連勝していた日本は、望月/島袋組が経験ある相手に1セットダウンから逆転勝ちを収めると、続くシングルスでも勝利して4勝0敗で白星を飾った。一方、敗れたパキスタンはワールドグループIのプレーオフに回る。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって無観客での開催となったこの日、日本はチーム内で最もランキングが高い綿貫陽介(Yosuke Watanuki)の代わりに若手の島袋を初起用し、2019年に行われたウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)のジュニア男子シングルスを制した望月とペアを組ませた。

 第1セットを奪われた望月/島袋組は第2セットを奪い返すと、続く第3セットでも反撃する力を無くしたカーン/クレシ組のサービスゲームを早々に破り、ギャンブルは功を奏した。(c)AFP