【3月6日 AFP】イタリア・セリエA、ACミラン(AC Milan)のズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)は、ボローニャ(Bologna FC)のシニシャ・ミハイロヴィッチ(Sinisa Mihajlovic)監督と共にサンレモ音楽祭(Italian Music Festival of Sanremo 2021)に出席し、デュエットによる歌唱を披露した。しかし、欠席を免れるにはヒッチハイクをしなければならなかったようで、そのいきさつを5日に明かした。

 負傷離脱中のイブラヒモビッチは、リグリア海(Ligurian Sea)沿岸で5日間にわたって行われる同音楽祭のゲストプレゼンターを務めていた。しかし、1-1の引き分けに終わったミッドウイークのウディネーゼ(Udinese)戦をスタンドから観戦するため、ミラノ(Milan)に戻っていた。

 トレーニングと治療を終えてサンレモに引き返していたイブラヒモビッチだが、高速道路での事故による渋滞につかまったとこの日の記者会見で明かした。

 イブラヒモビッチは「車の中で3時間を過ごした後、運転手にドアを開けて降ろすよう言った。そしてオートバイに乗っていた人を止め、彼に『サンレモまで乗せてくれないか?』と尋ねた」と語った。

「信じられないような話なのは分かっている。そうでもしないと誰も俺を信じてくれないから、動画を撮影した」

「リスクを冒したかって? そうかもしれないが、リスクを負うのは怖くないし、そこに時間内に到着するには他の方法がなかった」

「その様子を目にしたのは2人だけ。運転手と友人だ。オートバイに乗っていた人にどこかに連れて行かれた場合に備えて、彼らは俺を見つけだせるようにGPSを渡してくれた」

 イブラヒモビッチは長年の友人で、白血病と闘病している52歳のミハイロヴィッチ監督と共に、1970年代のイタリアのヒットソング「イオ・バガボンド(Io Vagabondo)」をステージで披露した。