【3月6日 CGTN Japanese】中国国家航天局は4日、中国初の火星探査任務を行う探査機「天問1号(Tianwen-1)」が撮影した火星の高精細画像(白黒画像2枚、カラー画像1枚)を公開しました。

 そのうち、白黒画像はハイレゾリューションカメラが火星の表面から330~350キロメートル離れたところで撮影したものです。火星表面にある小型の環状の窪み、山、砂丘などがはっきり見えます。計算の結果、画像に映っている最大の衝突クレーターは直径が約620メートルあります。カラー画像は中解像度のカメラによって撮影されたもので、映っているのは火星の北極区域です。

 先月26日から「天問1号」は待機軌道で科学探査を行い、ハイレゾリューションカメラ、中解像度カメラ、鉱物スペクトロメータなどが始動し、データを得ているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News