【3月5日 AFP】20-21イタリア・セリエAは4日、第25節の試合が行われ、首位インテル(Inter Milan)はアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)の2得点でパルマ(Parma Calcio)を2-1で下し、2位ACミラン(AC Milan)との勝ち点差を6に広げた。

 どちらもロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)が起点となってサンチェスが後半に2ゴールを奪ったインテルは、これでリーグ戦6連勝。

 前日の試合でウディネーゼ(Udinese)と1-1で引き分けたミランとの差を広げ、消化試合数が一つ少ない王者ユベントス(Juventus)とも勝ち点10差としている。

 それでも、インテルを率いるアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は「昨年から改善されているのは明らかだが、まだ13試合残っており、セリエAでは一戦一戦がバトル」と警戒した。

 ラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)に代わって先発出場したサンチェスはルカクと共に攻撃陣をけん引し、インテル移籍後では初めて1試合2得点をマークした。

 今季すでに、昨シーズンを一つ上回る公式戦5得点を挙げているサンチェスは、自身を「ライオンのよう」と形容し、「自分の経験を監督が生かせるようにしている」とコメントした。「(昨シーズンの)ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)決勝で敗れてから、チームはかなり成長している」

「インテルが踏み外していたステップを克服している」 (c)AFP