【3月5日 AFP】男子テニス、元世界ランク1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は、ABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2021)で2回戦敗退を喫したものの、本来の調子を取り戻す闘いを続けている中で、「良い、前向きなサイン」を見いだせていると話している。

 骨盤や股関節のけがに苦しみ、現在世界123位にまで後退しているマレーは、3日に行われた同大会のシングルス2回戦で、現世界8位のアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)に5-7、2-6で敗れた。

 昨年10月以来のツアー出場となった前週の南フランス・オープン(Open Sud de France 2021)でも初戦敗退に終わっていたマレーは、男子プロテニス協会(ATP)の公式サイトで「このレベルでプレーしていたい。今夜のような試合から多くのことを学べる」とコメントした。

「このレベルでは、課題やミスが大きくなる」と話し、「今夜はいくつか良い、前向きなサインを見いだせている。ここぞというときに、十分な力が出せなかった。もっと改善していく必要がある」と分析した。

 次週のカタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2021)では、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が長期離脱から復帰する予定となっている。

 ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に敗れた昨年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2020)準決勝を最後に戦列から遠ざかっているフェデラーについてマレーは、すぐに本来のリズムに乗れるだろうと太鼓判を押しつつ、「とにかく試合に出て戦い、自分のプレーを楽しめるようにしたい。きっとロジャーも同じはずだ」と語った。

「体調が良ければ、彼はいずれ再びトップレベルでプレーできる。なぜなら、その実力があるからだ。少し肉体的な衰えはあったとしても、ほとんどの選手より技術は上だ」と続け、「きっと彼は大丈夫だ」と付け加えた。(c)AFP