【3月4日 AFP】男子テニス、ABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2021)は3日、シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は6-7(4-7)、4-6でドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)に敗れ、初戦敗退となった。

 先日の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)では準優勝した世界3位のメドベージェフだが、この日は同27位のラヨビッチにストレートで敗戦。けがで今大会を欠場したラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)から世界2位の座を奪うチャンスを逃した。

 メドベージェフは試合終盤にかけて怒りを爆発させ、第2セット第9ゲームでブレークを喫すると、怒りのあまりラケットを破壊。最後のゲームは1ポイント失点のペナルティーを科されて始めることになった。

 一方、冷静なラヨビッチは続く第10ゲームでサービスキープに成功し、ボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)との2回戦へ駒を進めた。敗れたメドベージェフは、結果的にダブルフォールト8本、アンフォーストエラー25本を犯す内容に終わった。

 その他の試合では、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)も5-7、3-6のストレートで世界43位のアレクサンダー・バブリク(Alexander Bublik、カザフスタン)に敗れる波乱があった。

 また、第5シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)も2-6、6-7(3-7)で同胞のアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina)に苦杯をなめ、大会から姿を消した。

 2回戦の試合では、錦織圭(Kei Nishikori)がアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)を下して8強入りした一方、四大大会(グランドスラム)通算3勝のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は5-7、2-6で第4シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)に敗れた。

 度重なるけがの影響で現在のランキングは123位となっている元王者マレーは、現世界8位のルブレフを相手に第1セットは善戦した。しかしゲームカウント5-5で痛恨のブレークを許すと、続くゲームでは2本のブレークポイントをしのがれ第1セットを落とした。

 第2セットも再び接戦になるかと思われたが、最後はルブレフが5ゲーム連取で快勝。準々決勝では第6シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)とジェレミー・シャーディ(Jeremy Chardy、フランス)の勝者と対戦する。(c)AFP