【3月6日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)の大興安嶺山脈に広がる森林地帯には、全国で唯一トナカイを飼育して生活する神秘的な集落、根河市オルグヤエベンキ民族郷の「使鹿鄂温克(エベンキ・トナカイ飼育)集落」がある。グムセンさんは地元で最年少のトナカイ飼育家で、大学卒業後いったん都市で就職したが、山林で過ごした幸福な少年時代が忘れられず戻ってきた。結婚の際、新婦の祖母からトナカイ5頭を贈られ、グムセンさんはこの時から原生林で暮らし、トナカイたちと共に「新時代」を歩み始めた。(c)Xinhua News/AFPBB News