【3月4日 AFP】(更新)国連(UN)のクリスティーヌ・シュラネル・ブルゲナー(Christine Schraner Burgener)事務総長特使(ミャンマー担当)は、軍事クーデターへの抗議デモが続くミャンマーで3日、38人が死亡したと発表した。

 ブルゲナー特使は記者会見で、同日は先月のクーデター発生後で「最も大きな流血の事態が起きた日」となったと指摘。「クーデター開始後の死者は50人を超え、さらに多数が負傷した」と述べたが、死者の内訳などの詳細は明らかにしなかった。

 ミャンマーでは同日、治安当局がデモ隊に発砲。AFPの集計によると、全国で少なくとも17人の犠牲者が出た。うち7人は中部モンユワ(Monywa)、6人はヤンゴンで死亡した。(c)AFP