【3月3日 AFP】(更新)ミャンマー各地で3日、治安部隊がデモ参加者らに向かって発砲し、合わせて少なくとも10人が死亡した。

 先月1日に国軍によるクーデターでアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問が拘束されて以来、ミャンマーではスー・チー氏の解放を求める大規模なデモが続いている。

 治安部隊は3日にも、デモ参加者らに対して武力を行使。中部ミンジャン(Myingyan)では、催涙ガスやゴム弾、実弾も使用された。死者数は計10人に上った。

 ミャンマー国軍は国際社会からの批判を無視し、抗議デモに対する武力行使を強化している。(c)AFP