ジラール・ペルゴを代表する人気モデル「ロレアート」。新時代を感じさせる日本限定のアイスブルーには、1791年創業の老舗らしい決意と矜持が込められている。

GIRARD-PERREGAUX(ジラール・ペルゴ)/ロレアート ジャパンリミテッド
ケースからブレスへと流れるようなシルエットが美しい独特のスポーティ感と、風格漂うクラシックなエレガンスが1本の時計に同居する、稀有な3針モデル。このモデルは、日本市場のみの限定生産50本。ニュアンスある色彩が、八角形ベゼルなどロレアートが持つ唯一無二のデザインコードを際立たせる。自動巻き。ステンレススティール、ケース直径42㎜、100m防水。税別139万円。

上品な淡いブルーカラーのクル・ド・パリ文字盤と八角ベゼルがスタイリッシュに腕元を彩る。インデックスと針は端正なバトン型だ。

ダイアルにまとったのは、青く輝く氷河

八角形のベゼルに一体型ブレスレット。ロレアートは、いまを時めく"ラグジュアリー・スポーツウォッチ"の一翼を担う、ジラール・ペルゴのアイコンモデルだ。

直線的なエッジと曲線的なラインを組み合わせた前衛的フォルムは、1975年初出から半世紀近く経ても、艶やかさを増すばかり。どの角度から見ても上品な質感を備えており、ケース表面をポリッシュとサテンに仕上げ分けた職人技も冴えわたる。そこにスイスのマニュファクチュールならではの自社ムーブメントが積み込まれるのだ。

ケースバックからのぞくのは、約54時間パワーリザーブの自社製ムーブメントGP01800-1508。

ケースは直径42㎜×10.88㎜厚。デイリーユースに適したスマートな形状で、スーツの袖口も余裕。一体型ブレスの装着感も快適だ。

そんな妥協なきクラフツマンシップを、この日本限定モデルは"青く輝く氷河"を思わせる文字盤カラーで表現したという。長い伝統を技術者たちが受け継ぎ、偉大な作品を生み出しながら、歴史を積み重ねてきた創業以来の230年間を、降り積もった雪が歳月を経て大きな塊となっていく氷河の成り立ちにたとえた。

それゆえ、トレンドのブルーとはいえ、静寂に包まれた氷の世界を想起させる、従来にない神秘的な色合いに仕上がっている。"パリの石畳"を意味する優美なクル・ド・パリ装飾とも好相性で、淡い色調のため幅広い着こなしに寄り添い、気品をもたらしてくれるはずだ。

文=大野高広