【3月3日 AFP】英国のスエラ・ブレイバマン(Suella Braverman)法務長官が2日、閣僚として同国で初めて産休を取ることになった。

 これまでは法務長官を辞任する必要があったが、英政府は「明らかに時代遅れ」だとして先月、規則を変える法案を提出。今月1日に、大臣に6か月間の有給休暇を認め、その間は「休暇中大臣(Minister on Leave)」とする法律が成立していた。英首相官邸は、「首相は法務長官が良い産休を過ごし、秋に復職することを楽しみにしている」と発表した。

 ブレイバマン氏は、最初の休暇中大臣として「歴史の小さな一部となれることにわくわくしている」と話し、「政界でのキャリア追求を目指す若い女性たちに、高官として働くのは決して無理なことではないというメッセージを送りたい」と述べた。(c)AFP