【3月2日 CGTN Japanese】中国東方航空(China Eastern Airlines)は1日に上海で、民間航空機製造会社である中国商用飛行機会社(COMAC)と大型旅客機C919の購入契約を結びました。第1陣として5機を導入する計画です。これは、C919の初の注文が正式に成立したことを示しています。

 C919は中国が開発し、知的財産権を持つ大型のジェット旅客機で、2017年5月5日に上海浦東国際空港で初飛行を実現しました。

 契約調印後、双方は新機種追加運行合格検定や専門的な人員の育成、ユーザーの支援保障協定などの交渉と調印を含む機体投入に向けた準備活動を展開します。

 この5機の旅客機は導入後、上海を主要基地とします。上海から北京大興、広州(Guangzhou)、深セン(Shenzhen)、成都(Chengdu)、アモイ(Xiamen)、武漢(Wuhan)、青島(Qingdao)などへ向かう便数が増え、旅客に国産大型旅客機の「新しい体験」をもたらすことになります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News