【3月2日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)で13年間プレーしたヨアキム・ノア(Joakim Noah)が1日、現役生活から退くと表明した。2007年のドラフトで入団し、全盛期の9年間を過ごしたシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)の選手として引退する意向だという。

 先日、現役生活を終える計画を立てているとメディアで伝えられていた36歳のノアは、報道内容を認め、自身のインスタグラム(Instagram)アカウントに、「素晴らしい道のりだった。この旅路でずっと愛情を示してくれた皆さんに感謝する」とつづった。

 仏テニス界のレジェンド、ヤニック(Yannick Noah)氏を父に持つノアは、通算2度のオールスター(NBA All-Star)選出に加え、2014年には年間最優秀守備選手にも選ばれた実績を持っている。

 2016年にはニューヨーク・ニックス(New York Knicks)に加入したが、けがで出場機会は限られ、薬物違反で20試合の出場停止処分も受けた。また、2018-19シーズンに移籍したメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)では42試合に出場し、1試合平均7.1ポイントを記録した。

 昨年はロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)と短期契約を結んだが、5試合のプレーにとどまり、同年12月にはウェーバーにかけられていた。(c)AFP