中国、世界最大の5Gネットワークを構築
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【3月1日 People’s Daily】1月24日、8時間近くにも及んだ5Gライブ配信で、中国パンダ保護研究センター(China Conservation and Research Center for Giant Panda)都江堰(Dujiangyan)基地内の無邪気なパンダ2頭が中国内外の多くのオンラインの観客たちを魅了した。
「まだ見たいというネットユーザーは焦らなくてもいい」。中国通信(China Telecom)四川5G弁公室の張驥(Zhang Ji)副主任によると、1月26日に1年間にわたる「5Gオンライン四川旅行」が正式にスタートした。5G+4Kスローライブ、8K+バーチャルリアリティー(VR)360度パノラマ・ライブ配信などの新技術がもたらす没入型体験により、ネットユーザーたちは自宅で四川省(Sichuan) の旅を満喫できるようになった。
中国工業情報化部が1月26日に発表した最新の統計データによると、中国はすでに世界最大の5Gネットワークを構築した。2020年、中国の5G基地局新設数は60万か所以上。同年末までに、5G基地局の開設数は71万8000か所以上で、すべての地級市(省と県の中間にある行政単位)以上の都市の5Gネットワークのフルカバーを実現し、5G端末接続数は2億台を超えた。2021年、中国は引き続き5Gネットワークの建設を進め、共同建設・共有を推進し、5G基地局60万か所以上を新設する予定だ。
「北京市から河北省(Hebei) 承徳市(Chengde)までの全コースで、4Gでネットワークを利用できた。一部区間ではさらに5Gのネットサーフィンを楽しめた」。北京市とハルビン市(Harbin)を結ぶ京哈高速鉄道の北京市-承徳市区間の全線が1月22日、開通した。北京市で勤務する男性の周さんはその利便性を実感した。
「情報高速鉄道」を建設し、一部区間を「5G高速鉄道」にするためには、共同建設と共有が不可欠だ。「当社の原則は『シェアできるものは新設せず、共同で建設できるものは単独で建設しない』ことだ」。中国鉄塔(China Tower)の関係責任者によると、北京ー承徳区間公共ネットワークカバープロジェクトの新設基地局のうち、2社以上の通信事業者がシェアするものは194か所にのぼる。トンネルおよび駅の屋内ネットワークインフラはいずれも1社が建設し、複数社が使用する。これにより投資額を3600万元(約5億9000万円)以上削減できた。
5Gは急速に一般市民の生活に進出している。2020年6月末、中国の5G端末接続数は6600万台にのぼり、年末には2億台を上回った。「当初の販売価格は5000元(約8万2000円)以上だったが、今は1000元(約1万6000円)まで下がった。値下げは5G携帯電話の急速な普及を促した」。中国情報通信研究院の王志勤(Wang Zhiqin)副院長によると、2020年、中国の5G携帯電話の累計出荷台数は1億6300万台で、発売された新機種は累計218機種にのぼったという。
5G融合応用は大きな進展があり、経済の質の高い発展を支える重要な原動力となっている。王志勤氏によると、中国の5G融合応用は0から1への飛躍的な発展を遂げている。2020年「5G+インダストリアルインターネット」の建設中の関連プロジェクトは1100件以上で、インダストリアルインターネットを支える5G基地局は3万2000か所を超えている。5G+遠隔オンライン診察が19省(区・市)の60軒以上の病院で使用された。5G+自動運転、5G+スマートグリッド、5G+遠隔教育などの新スタイル・業態が次々と登場した。(c)People’s Daily/AFPBB News