【3月1日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領(74)は2月28日、フロリダ州オーランド(Orlando)で開かれた「保守政治行動会議(CPAC)」で基調講演を行い、2024年大統領選に再出馬する可能性をほのめかした。

 トランプ氏は2020年の大統領選で選挙不正があったという虚説を繰り返し、「ご存じの通り、彼ら(民主党)は米大統領選で負けた」と主張。「彼らを三たび倒すと決断するかもしれない」

 トランプ氏は自身の政治運動について、「まだまだ続く」として、「最後にはわれわれが勝つ」と述べた。

 自身の支持基盤を使って新党を立ち上げるのではないかといううわさを否定し、「われわれには共和党がある。共和党は結束し、これまでになく強固になる」と述べた。

 トランプ氏が降壇すると、支持者から長いスタンディングオベーションが巻き起こった。大半は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)にもかかわらず、マスクを着けていなかった。(c)AFP/Chandan Khanna, with Michael Mathes in Washington