【2月27日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間27日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は251万8080人に増加した。

【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状

 これまでに世界で少なくとも1億1337万4410人の感染が確認され、少なくとも6950万6100人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 26日には世界全体で新たに9676人の死亡と42万1848人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2046人。次いでブラジル(1337人)、メキシコ(782人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに51万467人が死亡、2848万6575人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は25万2835人、感染者数は1045万5630人。以降はメキシコ(死者18万4474人、感染者207万6882人)、インド(死者15万6938人、感染者1107万9979人)、英国(死者12万2415人、感染者416万3085人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの190人。次いでチェコ(189人)、スロベニア(184人)、英国(180人)、イタリア(161人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が84万8583人(感染3737万7892人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が67万3866人(感染2122万1851人)、米国・カナダが53万2372人(感染2934万6951人)、アジアが25万5413人(感染1607万9068人)、中東が10万3754人(感染543万5948人)、アフリカが10万3143人(感染388万372人)、オセアニアが949人(感染3万2336人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP