【2月27日 AFP】男子テニス、世界ランキング2位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は26日、3月にメキシコ・アカプルコ(Acapulco)で行われるメキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2021)を腰のけがのため欠場すると発表した。

 ナダルは同じ理由で来週オランダ・ロッテルダム(Rotterdam)で開催されるABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2021)を欠場することも決まっており、復帰は3月24日に開幕する今季最初のマスターズ1000(ATP Masters 1000)のマイアミ・オープン(Miami Open 2021)以降になる見通しとなった。

 メキシコ・オープンでは2005年、2013年、2020年に優勝を経験しているナダルはツイッター(Twitter)で、欠場は残念だと話し、来年の出場に意欲を示した。

 20度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るナダルは、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)で腰のけがに悩まされ、今年は準々決勝でステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)に敗れた。

 もしダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)がABNアムロ世界テニストーナメントで決勝に進出すれば、ナダルは世界ランク2位の座を失う。(c)AFP