【2月26日 CGTN Japanese】コロナ禍の影響で黒竜江省(Heilongjiang)ハルビン市(Harbin)の映画館は1カ月以上閉館していましたが、23日にようやく再開されました。ハルピン市民は遅まきながら春節映画を迎え、チケット代も過去最高を記録しましたが、地元の人々の映画観賞への熱気は押さえられないと報じられています。

 23日午前、映画館が開くや否や、あらかじめネットでお気に入りの正月映画のチケットを予約した市民たちが館内に入り、QRコードをスキャンしてチケットに交換し、予定の上映開始を待つばかりとなりました。普段、映画にはポップコーンがベストマッチと言われますが、入館した市民は、健康状況を示すQRコードとマスク着用が求められるだけでなく、映画観賞中の飲食も禁止されます。これについて、大多数の市民は理解を示し、賛同しているとのことです。

 関係部門の統計によりますと、23日のハルピン全市の映画興行収入は606万元(約9940万円)に達し、その内では『你好,李煥英(HI, MOM)』の興行収入が379万元(約6217万円)で、観客動員率は37%、『僕はチャイナタウンの名探偵3(唐人街探案3)』の興行収入は180万元(約2953万円)で、観客動員率は29%ということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News