【2月26日 AFP】ロシア航空(Rossiya Airlines)は26日、同社の運航するボーイング(Boeing)777型機にエンジントラブルが起き、モスクワの空港に緊急着陸したと発表した。

 AFPが入手した発表で、同社は「香港発マドリード行きの貨物便で、飛行中にエンジン制御センサーに誤作動が確認された」ため「乗員がモスクワへの緊急着陸を決めた」と説明している。同機は無事に着陸し、負傷者もいないという。

 ボーイング777型機のエンジンをめぐっては先日、米ユナイテッド航空(United Airlines)の旅客機のエンジンが飛行中に炎上し、部品がコロラド州デンバー(Denver)近郊に落下する事故が起きたばかり。事故を受け、世界各地で同型機の運航停止が相次いでいる。(c)AFP