【2月28日 Xinhua News】中国電子商取引(EC)大手の拼多多(Pinduoduo)はこのほど、同サイトでは国産化粧品ブランドの市場シェアが60%に迫り、昨年10月末時点の国産メーキャップ商品の注文量は前年同期の2・1倍に達したことを明らかにした。

 業界関係者は三線、四線都市と呼ばれる地方中小都市の消費レベル向上に伴い、中国内地の化粧品メーカーが持つ販売チャネル面の優位性が鮮明になりつつあるとの認識を示した。ITサービスを手掛ける極光大数拠はリポートで、「小都市の若者」による消費の伸び率は一線、二線とされる大都市を上回ると説明。所得増加を背景に、小都市の若者も出費を惜しまなくなっていると分析した。

 また、「00後」(2000年代生まれ)は他の年齢層より社交的であり、これがライブコマースや異業種コラボレーション、ポップアップストアなど、より差別化されたマーケティングのメーキャップ分野進出を後押ししたという。(c)Xinhua News/AFPBB News