【2月26日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間25日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は249万8003人に増加した。

【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状

 これまでに世界で少なくとも1億1251万2890人の感染が確認され、少なくとも6905万2600人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 24日には世界全体で新たに1万1141人の死亡と43万2248人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2337人。次いでブラジル(1428人)、メキシコ(1006人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに50万5899人が死亡、2833万6188人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は24万9957人、感染者数は1032万4463人。以降はメキシコ(死者18万2815人、感染者206万908人)、インド(死者15万6705人、感染者1104万6914人)、英国(死者12万1747人、感染者414万4577人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの190人。次いでチェコ(185人)、スロベニア(183人)、英国(179人)、イタリア(160人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が84万1428人(感染3703万2495人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が66万7824人(感染2100万8411人)、米国・カナダが52万7688人(感染2919万374人)、アジアが25万4426人(感染1601万6016人)、中東が10万3221人(感染537万6239人)、アフリカが10万2468人(感染385万7182人)、オセアニアが948人(感染3万2173人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP