【2月25日 AFP】テニス四大大会(グランドスラム)通算2勝を誇るオーストラリアのレイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt)氏が24日、国際テニス殿堂(International Tennis Hall of Fame)入りを果たした。

 男子元世界ランキング1位のヒューイット氏は、この日が40歳の誕生日だった。

 18年のキャリアでシングルス通算30勝を挙げたヒューイット氏は、「選手」のカテゴリーで殿堂入り。他には女子プロテニスツアーの創設に貢献したビリー・ジーン・キング(Billie Jean King)氏ら「オリジナル9」のメンバーも選出された。

 2001年の全米オープン(US Open Tennis Championships)決勝でピート・サンプラス(Pete Sampras)氏を破り、その後世界1位に上り詰めたヒューイット氏は、翌年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)でも優勝。2005年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)では準優勝した。

「国際テニス殿堂入りを非常に光栄に思う」と喜んだヒューイット氏は、「現役時代はトレーニングやその週、その年の結果で頭がいっぱいで、先にあるこういうことにまったく気が回らなかった」と話した。

「だが実績がまとめられ、殿堂入りに値すると見てもらえたのは、一人の選手として最大級の評価であり、本当に光栄だ」 (c)AFP