世界1位バーティがまさかの初戦敗退 アデレード国際
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【2月25日 AFP】女子テニス、アデレード国際(Adelaide International 2021)は24日、シングルス2回戦が行われ、世界ランキング1位で大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)がダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)に3-6、4-6で敗れ、まさかの初戦敗退となった。
バーティは本調子でないサービスにつけ込まれ、わずか65分でストレート負け。同選手との4度目の対戦で、初めて黒星を喫した。
相手の最初のサービスゲームをブレークし、3-1とリードするなど力強い立ち上がりを見せたバーティだが、この日は必要な場面でファーストサーブが不発に終わると、コリンズの反撃に遭って2度のブレークを喫し、第1セットを奪われた。
バーティは第2セットの序盤でもブレークに成功したが、再びコリンズに立て直されゲームカウント4-4でブレークを許すと、最後はサービスゲームをキープされ敗れた。
世界1位の選手から初めて白星を挙げたコリンズは、予選勝者のマディソン・イングリス(Maddison Inglis、オーストラリア)を6-1、6-3で下した第5シードの全仏オープン(French Open 2020)女王イガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)と準々決勝で対戦する。
また、第2シードのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)も土居美咲(Misaki Doi)に6-1、6-3で勝利。
終始土居を圧倒した世界12位のベンチッチは、昨年2月に行われたカタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2020)以来のツアー8強入りとなった。(c)AFP