【2月27日 CGTN Japanese】中国物流購買連合会は23日、2020年の中国物流運行状況を発表しました。データによりますと、2020年、中国の物流規模は新たな段階に入り、業界の総収入は10兆元を超え、民生物流が業界の成長をリードし、コスト削減と効率向上がさらに顕著になっているとのことです。

 2020年、全国の社会物流総額は前年比3.5%増の300兆1000億元に達し、物流業の総収入は同2.2%増の10兆5000億元となりました。物流規模と物流業の総収入はいずれも世界上位で、サービス分野から見ますと、自動車、家電、電子、医薬、コールドチェーン、タバコ、図書などの細分化された業界はいずれも専門物流付帯サービス能力を形成しており、製造、商業貿易と物流の融合の傾向は日増しに顕著になっています。また、ビジネス環境の最適化や道路料金の改革などにより、物流コストが削減されたとのことです。

 構造から見ますと、民生物流が業界の成長をリードし、特にオンライン小売物流が急速な成長を示しました。データによりますと、2020年、民生物流総額は前年比13.2%増の9兆8000億元に達し、社会物流総額の伸び率を10ポイント近く上回ったとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News