【2月24日 CGTN Japanese】マカオの全住民は22日午前9時から、設置された12カ所の接種ステーションで新型コロナワクチンを無料で接種することができ、予約が殺到しています。

 現在のところ、12カ所の接種ステーションで毎日5000人の接種を行うことが可能です。地元住民はQRコードを読み取るだけで、ネット上で接種の予約をすることができます。

 マカオ特別行政区政府の新型コロナワクチン接種は3段階に分けて実施され、まず第一線の医療関係者や、職業柄感染の危険度が高い人たちに優先して接種し、次に第2、第3段階として一般住民、および他地域からの被雇用者や、頻繁にマカオに出入りする他地域の住民が対象となります。

 マカオ衛生局の新型コロナワクチン接種コーディネーター、戴華浩(Dai Huahao)氏は「接種の初日には2500人以上がオンラインで予約した。これまでのところ予約は既に1万5000人を超えており、最も予約数が多いのは中国国薬集団(シノファーム、Sinopharm)製のワクチンだ」と述べました。

 シノファームが開発した新型コロナウイルスの不活化ワクチン10万回分は2月6日、中央政府の支援によってマカオに到着し、マカオでは9日から接種プランを実行に移すと共に住民の予約を受け付けています。第二陣のシノファームのワクチン40万回分は、近日中にマカオに到着する予定だということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News