【2月24日 AFP】23日に米ロサンゼルス近郊で自動車事故を起こし、両脚に大けがをして手術を受けたゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods)選手の容体について、事故から「回復」していることを入院中の病院が明かした。

 ウッズ選手のツイッター(Twitter)アカウントが、入院しているハーバーUCLA医療センター(Harbor-UCLA Medical Center)のコメントなどの発表文を投稿し、同選手が右脚の膝下と足首の「重大な外傷」を修復する手術を受けたこと、手術の一環として、むこうずねの骨にロッドを挿入し、「ボルトとピンを組み合わせて」足と足首を固定したことを明かした。

 発表文には、ウッズ選手が「現在は意識があり、問いかけにも反応していて、病室で快方に向かっている」とも書かれている。現時点でこれ以上伝えられる情報はないとのことで、現場で対応した人々や、無事を祈ってくれた人々への感謝もつづられている。

 ロサンゼルス郡保安官事務所によると、ウッズ選手にドラッグを使用したり、アルコールを摂取したりしていた形跡はないという。一方でウッズ選手を発見した当局者は、生き延びることができたのは「非常に幸運」だと話している。

 ウッズ選手は23日の早朝、乗っていた車が道路から飛び出して何回転もする事故を起こし、両脚に重傷を負った。(c)AFP/Andrew MARSZAL