【2月25日 Xinhua News】中国上海市徐匯区に新たにオープンした米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)では、聴覚障害者の雇用枠を設けたほか、大学生に就業体験の機会を提供している。

 同区北東部の一角にある居住区、天平街道にある社区(コミュニティー)総合サービス施設内で営業する店舗で、現在は聴覚障害者1人と大学生のアルバイト2人が働いている。

 天平街道の職員楊華(Yang Ping)氏は、新型コロナウイルスの影響で求職中の住民が増えたことに触れ「この店舗に公益の力を集めるプラットフォームになってもらいたい」と語った。今後も社区の障害者に就業機会を提供するほか、職業訓練の拠点としても機能していく方針を示している。店舗ではこのほか、社区の65歳以上の住民にコーヒーの無料サイズアップやドリンクの割引サービスも行っている。(c)Xinhua News/AFPBB News