【2月24日 CGTN Japanese】王毅(Wang Yi)国務委員兼外交部長は22日、北京からオンラインで第46回国連人権理事会ハイレベル会議に出席し発言しました。

 王外交部長は発言の中で、百年に一度の未曽有の大変局と感染症の流行に直面する中、いかにして人権を保護するのかについて、中国の主張を述べました。それは、「人民を中心とする人権理念」「人権の普遍性と各国の実情との融合」「各種の人権の系統的な推進」「国際的な人権対話と協力」の堅持の4点です。

 王外交部長は、「新型コロナウイルス肺炎の流行に直面して、中国政府は常にすべての人の安全と健康を最優先し、人の生命の価値と尊厳を守ることに全力を尽くす。ワクチンは、人民の健康権、生存権と発展権に関わるものであり、世界中公平的に分配されるべきで、特に発展途上国のアクセシビリティーと価格負担の可能性を確保すべきだ」と語りました。

 王外交部長は、中国は人権問題を利用して他国の内政に干渉することに反対すると再び強調しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News