【2月24日 CGTN Japanese】四川省(Sichuan)など中国各地で新型コロナウイルスワクチン接種に関する国の要求に基づき、ワクチン接種プロジェクトが始まりました。

 四川省綿陽市(Mianyang)安州区は9種類の重点層に対してコロナウイルスワクチン接種を実施しています。安州区には合計5つのワクチン接種ポイントが設置されており、すべての接種ポイントには検査前登録エリア、接種エリア、観察エリア、異常反応処置エリアの4つのエリアが設けられており、接種を受ける人の安全接種が確保されています。現在までのところ、安州区では8000人余りが接種を終えています。

 四川省北川市(Beichuan)は1月6日から新型コロナウイルスワクチン接種プロジェクトを開始して以来、ワクチン接種は整然と行われています。接種を受ける市民はまず事前診断とトリアージを行い、検査で要件を満たした後に接種を行うことができます。

 江蘇省(Jiangsu)宿遷市(Suqian)の34カ所の接種ポイントではまずコールドチェーンの輸送スタッフ、現場の医療従事者や「社区(コミュニティー、中国の最も基礎的な地域社会の名称)」のスタッフなどが新型コロナウイルスワクチンの接種を受けました。2月19日現在、宿遷市では累計10万回以上の接種が行われており、ワクチン接種作業は整然と展開されています。宿遷市では昨年12月22日からワクチン接種を開始しましたが、ワクチン接種業務を順調に進めるため、宿遷市は優秀な医療スタッフを派遣して技術研修に参加させ、詳細な実施プランを決め、予防接種業務の安全で効率的な展開を確保しています。 

 北京市では春節の連休後、北京市大興区でワクチンの接種が全面的に開始されるとともに、人々の便宜を図る多くの便利なサービスを提供しています。2月21日、北京市大興区旧宮鎮(Jiugong)で、公共バスグループがシャトルバスを手配して、接種を待つ住民を接種場所まで送りました。二つの接種場所には21の接種ステーションが設置されており、1日3000〜4000人の接種が可能となります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News