【3月1日 AFP】地震活動は断層付近に集中している。ほとんどは、地球表面のプレート境界周辺だ。

 複数のプレートが近づき合う場所では、表面に接触部ができる。

 圧縮される部分が発生し、プレートにひずみが生じる。

 圧力に耐えきれなくなると、岩盤が突然割れ、振動が発生する。

 亀裂が生じることもある。

 周辺の力のバランスが変わり、余震が発生する可能性もある。

 人は、ほとんど地下の動きには気付かない。

 世界で最も地震が発生しているのは、アジア、トルコ、アフガニスタン、北アフリカ、南北アメリカ大陸だ。

 地震そのものの規模には、かつては「リヒタースケール」、現在は「モーメントマグニチュード(Mw)」が用いられることが多い。

 理論的に上限はないが、1960年にチリで観測されたMw9.5を超えたことはない。

 一方、ヨーロッパ震度階級は12段階。人が揺れを感じない1から目の前の風景が一変する12まである。

 地震の後には地滑りや雪崩、津波が発生することもある。(c)AFP