【2月23日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間23日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は247万4437人に増加した。

【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状

 これまでに世界で少なくとも1億1164万1390人の感染が確認され、少なくとも6855万2400人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 22日には世界全体で新たに6595人の死亡と28万4765人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1297人。次いでブラジル(639人)、スペイン(535人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに50万313人が死亡、2819万622人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は24万7143人、感染者数は1019万5160人。以降はメキシコ(死者18万536人、感染者204万3632人)、インド(死者15万6463人、感染者1101万6434人)、英国(死者12万757人、感染者412万6150人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの189人。次いでチェコおよびスロベニア(182人)、英国(178人)、イタリア(159人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が83万3084人(感染3666万7016人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が66万1324人(感染2080万396人)、米国・カナダが52万2012人(感染2903万8265人)、アジアが25万2667人(感染1594万9216人)、中東が10万2728人(感染531万5547人)、アフリカが10万1675人(感染383万8878人)、オセアニアが947人(感染3万2072人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP