【2月23日 AFP】女子テニスの最新世界ランキングが22日に発表され、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)で通算4度目の四大大会(グランドスラム)優勝を果たした大坂なおみ(Naomi Osaka)が、1ランクアップの2位に浮上した。

 先日の全豪オープン決勝でジェニファー・ブレイディ(Jennifer Brady、米国)にストレート勝ちを収め、メルボルンではここ3年間で2個目のトロフィーを掲げた23歳の大坂は、準々決勝でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に敗れて3位に後退したシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)と順位が入れ替わった。

 一方、大坂の前に準決勝敗退を喫したセレーナは、またしてもグランドスラム史上最多記録に並ぶ通算24回目の優勝に届かなかったものの、一気に四つ順位を上げて7位に浮上。昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)でベスト4入りを果たしている25歳のブレイディは、全豪でメジャー大会における自己最高成績を収めたことにより、キャリアハイの13位に到達した。

 アシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は、全豪ベスト8止まりに終わったもののトップの座を維持。準々決勝で同選手を撃破したカロリーナ・ムチョバ(Karolina Muchova、チェコ)が、5ランクアップの22位につけた。

 最新WTAランキングは以下の通り。

1位:アシュリー・バーティ/9186ポイント
2位:大坂なおみ/7835ポイント
3位:シモナ・ハレプ/7255ポイント
4位:ソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)/5760ポイント
5位:エリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)/5370ポイント
6位:カロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)/5205ポイント
7位:セレーナ・ウィリアムス/4915ポイント
8位:アリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)/4810ポイント
9位:ビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)/4735ポイント
10位:ペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)/4571ポイント
11位:キキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)/4505ポイント
12位:ベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)/4010ポイント
13位:ジェニファー・ブレイディ/3765ポイント
14位:ビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)/3535ポイント
15位:ガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)/3320ポイント
16位:ジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)/3206ポイント
17位:エリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)/3060ポイント
18位:イガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)/3014ポイント
19位:マディソン・キーズ(Madison Keys、米国)/2962ポイント
20位:マルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)/2952ポイント

22位:カロリーナ・ムチョバ/2845ポイント

(c)AFP