【2月23日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間22日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は246万6453人に増加した。

【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状

 これまでに世界で少なくとも1億1133万1990人の感染が確認され、少なくとも6832万3000人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 21日には世界全体で新たに5878人の死亡と30万6582人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1311人。次いでブラジル(527人)、ロシア(337人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに49万8901人が死亡、2813万4275人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は24万6504人、感染者数は1016万8174人。以降はメキシコ(死者18万107人、感染者204万1380人)、インド(死者15万6385人、感染者1100万5850人)、英国(死者12万580人、感染者411万5509人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの189人。次いでスロベニア(182人)、チェコ(181人)、英国(178人)、イタリア(158人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が82万9710人(感染3654万6417人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が65万9523人(感染2074万8236人)、米国・カナダが52万560人(感染2897万9364人)、アジアが25万1882人(感染1591万75人)、中東が10万2484人(感染528万6266人)、アフリカが10万1347人(感染382万9663人)、オセアニアが947人(感染3万1975人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP