全豪OP制した大坂 世代交代論は否定も次世代の手本には意欲
発信地:メルボルン/オーストラリア
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■「まだ子どもだった」
「以前はそれにすごく強い責任感を抱く一方で、とても怖いし、神経質にもなっていた」
「今は、私に似た小さい子が試合を見に来て応援してくれるのをとても誇らしく思う。しかも、それが大きな重荷にはなっていない」
ツアーが中断している間に視野を広げ、大人になったという大坂は、グランドスラムを優勝する難しさを改めて実感し、2018年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)と2019年の全豪オープン優勝について、「どれだけ大変かが分かった気がしている。前にその二つの大会で勝ったときは、ある意味でまだ子どもだったと思う」と話した。
「自分が何をしているかもよく分かっていなかった」
今の一番の目標は、グランドスラムのタイトルでも、東京五輪のメダルでも、世界ランキング1位復帰でもないという。
「一番やりたいこと…、私に憧れていたという選手と対戦できるくらい、長く現役を続けられたらうれしい。そうなったら最高にクールだと思う。残念ながら、自分は李娜(Na Li、リー・ナ)とは対戦できなかった。だけどスポーツはそうやって前進していくと思う」 (c)AFP