【2月22日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間21日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は246万1254人に増加した。

【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状

 これまでに世界で少なくとも1億1105万2530人の感染が確認され、少なくとも6809万6900人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 20日には世界全体で新たに9185人の死亡と40万2202人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2098人。次いでブラジル(1212人)、メキシコ(832人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに49万7648人が死亡、2807万7638人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は24万5977人、感染者数は1013万9148人。以降はメキシコ(死者17万9797人、感染者203万8276人)、インド(死者15万6302人、感染者1099万1651人)、英国(死者12万365人、感染者410万5675人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの189人。次いでスロベニア(181人)、チェコ(179人)、英国(177人)、イタリア(158人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が82万8061人(感染3644万6781人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が65万8013人(感染2068万6089人)、米国・カナダが51万9269人(感染2892万370人)、アジアが25万1739人(感染1588万9949人)、中東が10万2221人(感染525万6858人)、アフリカが10万1004人(感染382万523人)、オセアニアが947人(感染3万1969人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP