【2月20日 AFP】ロシアの首都モスクワの裁判所は20日、今年1月にドイツから帰国した野党勢力指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏に対する有罪判決を支持し、ナワリヌイ氏の上訴を棄却した。

 ドミトリー・バラショフ(Dmitry Balashov)裁判官は、ナワリヌイ氏による今月2日の異議申し立てを棄却。これにより、2014年にナワリヌイ氏が詐欺罪によって言い渡された執行猶予付き禁錮刑が、実刑に切り替わった。

 バラショフ裁判官は、ナワリヌイ氏のこれまでの勾留期間6週間を刑期に含めると判断したため、収監期間は2年半あまりとなる。(c)AFP