【2月20日 AFP】フランス南東部アルプドオートプロバンス(Alpes-de-Haute-Provence)県の小村ルカストレ(Le Castellet)で17日、低空で訓練飛行をしていた仏軍のラファール(Rafale)戦闘機2機のうち1機が送電線を切断し、3時間にわたって停電した。パイロットにけがはない。空軍が18日、発表した。

 ルカストレのブノワ・グワン(Benoit Gouin)村長は、ラジオ局フランスブルー(France Bleu)に対し、戦闘機は「とても低い高度で飛び、ものすごい騒音がした」と語った。

 戦闘機が送電線の下を飛んだことに気づき、その場所に行ったところ切れた送電線が地面に落ちていたため、「すぐに緊急当局と(配電会社の)エネディス(Enedis)に電話した」という。

 空軍の報道官は調査を開始したと述べ、このようなことは非常に珍しいと付け加えた。(c)AFP