【2月20日 AFP】女子走り高跳びで世界陸上(IAAF World Championships in Athletics)を2度制覇し、五輪でも複数メダルを獲得したブランカ・ブラシッチ(Blanka Vlasic、クロアチア)が19日、数年苦しんでいるけがを理由に現役引退すると発表した。

 37歳のブラシッチは、2016年のリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得してから「けがを治そうとしてきた。またバーの前に立って自分自身に挑戦しようと、希望に満ちた4年間だった。その後の数年は、数え切れないほどのリハビリや希望と失望がもたらされた」と、公開書簡につづった。

 ブラシッチは長らくアキレス腱(けん)とかかとのけがに苦しみ、頻繁に手術を受けなければならなかった。

 現役引退の決断を「自然に」下したというブラシッチは、「時が来たことは分かったし、心から安らかな気持ちだった」と付け加えた。

 父親からの指導を受けたブラシッチは、16歳の時に2000年のシドニー大会で五輪初出場を飾ると、2008年北京五輪で銀メダルを獲得。リオ五輪では3位に入った。また世界陸上では、2007年と2009年に連覇を達成している。

 自己最高記録は、ステフカ・コスタディノヴァ(Stefka Kostadinova、ブルガリア)氏が持つ世界記録2メートル09に次ぐ2メートル08となっている。(c)AFP