【2月20日 AFP】インドネシア・ジャワ(Java)島付近の島の浜辺に、クジラの仲間のコビレゴンドウ少なくとも49頭が漂着し、救出活動により3頭は助かったものの、46頭が死んだ。地元関係者らが19日、明らかにした。

 漂着したコビレゴンドウは体長3~5メートルで、18日にマドゥラ(Madura)島の浜辺に打ち上げられ始めた。周囲に大勢が集まる中、クジラを海に押し戻す救出作戦が始まったが、結局生き残ったのはわずか3頭だった。

 東ジャワ(East Java)州知事は、死骸から検体を採取し、死因を調査するとしている。

 同域の沖合では潮の逆流が発生し、クジラが岩礁の間で身動きが取れなくなることがある。また汚染や放置された網、浮遊するプラスチックごみなども、海洋動物にとってはリスクとなる。(c)AFP