【2月19日 AFP】男子テニスのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は18日、女子のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)について、史上最高のアスリートの一人であると称賛した。セレーナは同日の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)準決勝で大坂なおみ(Naomi Osaka)に敗れ、歴代最多の四大大会(グランドスラム)通算24勝目はまたしてもお預けとなった。

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 大坂に厳しい敗戦を喫した39歳のセレーナは、グランドスラムの優勝回数が2017年から23のままとなっている。しかし、ジョコビッチは「もっと広い視野」でセレーナの実績を評価する必要があると主張している。

 グランドスラムのタイトル獲得数では、オーストラリアのマーガレット・コート(Margaret Court)氏が1968年のオープン化前に記録した13回を含めて計24回の優勝を誇っており、セレーナは同氏に次ぐ記録保持者となっている。

「セレーナと、彼女が経験していることには共感できる」と話したジョコビッチは、「世界中の男女両方のアスリートに刺激を与えている素晴らしい王者」だとたたえ、「だけど、もっと広い視野で彼女を見つめ、その人物像の全てやコート内外での立場を踏まえれば、テニス界だけに限らず史上最高のアスリートの一人だと思う」と語った。

 大坂に敗れた後、打ちのめされた様子をみせていたセレーナは、これが全豪でプレーするのは最後かと会見で聞かれると、涙を流して退席した。

 男子のグランドスラムでは通算20勝のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)とロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に次ぐ同17勝を記録しているジョコビッチは、セレーナに「共感」を示し、「競技の歴史的偉業に関する大きな目標を追求しているときは、確実にたくさんの重荷や重圧を感じる」と語った。

「ツアーに参戦している年数や経験値にかかわらず、自分の肩にのしかかってくるものだ」と言うジョコビッチは、「彼女と同じ時期にプレーしていることは誇りだし光栄だ。それに、彼女の偉大さを見たり、経験したりするのはわくわくする」とも話した。(c)AFP