【2月19日 Xinhua News】中国広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)柳州市(Liuzhou)の三江トン族自治県では二十四節気の「雨水(うすい)」を翌日に控えた17日、八江鎮(Bajiang)布央村の茶農家が自家茶園で春の茶摘みに追われていた。

 同県は湖南(Hunan)、貴州(Guizhou)両省との境界に位置し、茶葉を育てるのに適した地域。昨年の県全体の栽培面積は20万ムー(約1万3千ヘクタール)で、収穫した茶葉に乾燥処理などを施した荒茶の生産量は1万5500トン、生産額は16億8千万元(1元=約16円)に上った。

 茶栽培は地元の人々にとって、貧困から脱して豊かになるための足掛かりとなり、農村の振興を加速させる重要な基幹産業となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News