【2月20日 CGTN Japanese】中国国家映画局の大まかな統計によりますと、16日までの時点で、中国映画市場の2021年度の興行収入は100億元(約1640億円)を突破し、うち国産映画が96%以上を占めました。中でも、2021春節(旧正月、Lunar New Year)の興行収入だけでも、16日午後14時までの時点で65億元(約1066億円)を突破し、中国映画史上の1日当たりの興行収入、世界の単一市場での1日当たり興行収入など、複数の記録を塗り替えたとのことです。

「今いる場所で春節を過ごそう」という呼びかけのもと、丑年の春節映画興行が高く注目されてきました。2月14日(旧正月3日)当日の興行収入は15億元(約246億円)に迫り、旧正月4日の1日当たりの興行収入は11億8000万元(約193億円)に達し、旧正月1日から5日までの5日間は、中国映画市場史上初の5日連続で興行収入が10億元(約164億円)を突破した日が続いていました。リアルタイムで公開されたデータによりますと、2月16日14時時点で、2021春節(旧正月)の総興行収入は65億元(約1066億円)を突破し、それまでの最高だった2019年春節の58億5900万元(約960億8760円)を刷新しました。

 エンターテインメント系ウェブサイト「猫眼電影」の最新データによりますと、2月16日午前10時現在、今年の春節の興行収入は65億元(約1066億円)を超え、過去最高となりました。16日までの2021年度の中国映画興収がすでに100億元(約1632億6600万円)に迫り、トップ5は『唐人街探案3(僕はチャイナタウンの名探偵3)』(27億元約442億円)、『你好,李煥英(Hi、 Mom)』(13億600万元約223億円)、『送你一朶小紅花(A Little Red Flower)』(11億9500万元約195億9800万円)、『SHOCK WAVE ショック ウェイブ 爆弾処理班(原題:拆弾専家)』(7億700万元約115億円)、『温暖的抱抱 (Warm Hug)』(6億6900万元約109億7100万円)の順となっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News