【2月18日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間17日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は241万9730人に増加した。

【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状

 これまでに世界で少なくとも1億946万4770人の感染が確認され、少なくとも6714万5900人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 16日には世界全体で新たに1万983人の死亡と36万9780人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1400人。次いでメキシコ(1329人)、ブラジル(1167人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに48万8081人が死亡、2775万6627人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は24万940人、感染者数は992万1981人。以降はメキシコ(死者17万5986人、感染者200万4575人)、インド(死者15万5913人、感染者1093万7320人)、英国(死者11万8195人、感染者405万8468人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの188人。次いでスロベニア(181人)、英国(174人)、チェコ(174人)、イタリア(156人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が81万3293人(感染3585万3238人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が64万5812人(感染2030万8244人)、米国・カナダが50万9440人(感染2858万6134人)、アジアが24万9467人(感染1575万6115人)、中東が10万1356人(感染515万5751人)、アフリカが9万9415人(感染377万3369人)、オセアニアが947人(感染3万1925人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP