【2月17日CGTN Japanese】中国からハンガリーに輸出する新型コロナウイルスワクチンの第1陣が16日、首都ブダペストに到着し、ハンガリー対外経済・外交部の担当者と中国駐ハンガリー大使館の斉大愚(Qi Dayu)大使が空港で出迎えました。

 ハンガリー側の政府担当者は引渡式で、「中国がハンガリーの新型コロナとの戦いに貴重な支持と援助を速やかに提供したことに感謝する。中国のワクチンがハンガリーでより多くの命を救い、操業再開と経済回復を加速させていくと信じている」と述べました。

 斉大使は、「中国がハンガリーに輸出する新型コロナワクチン第1陣の正式な引き渡しは、中国のワクチンを世界の公共財にするという習近平(Xi Jinping)主席の重要な発表を行動に移す上での具体的な取り組みであり、ワクチン協力を中国・ハンガリーの新型コロナ予防抑制協力のグレードアップ版にしていくという共通した意思の表れである」と述べました。

 これに先立ち、中国医薬集団(シノファーム、Sinopharm)社による新型コロナウイルスのワクチンは、1月29日にハンガリーでの使用が承認されました。ハンガリーは中国製コロナワクチンを購入した初の欧州連合(EU)加盟国となります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News